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  • カーデザイン科作品集 2015-5
学校法人国際総合学園 専門学校 新潟国際自動車大学校 DESIGN COLLECTION このウィンドウを閉じる
大江 祐輝 Ooe Yuuki (2015年度) 
作品名:Gentile【新しい運転・新しい乗り降り】
このテーマに沿ってデザイン・製作した。
私のデザインモチーフは『有人型戦闘ロボット』である。
それ故に今のクルマに沿わない自由なデザインとなっている。
しかし、現在は有人型戦闘ロボットが普及していないので、普及しているであろう2040年代に誕生する『未来のクルマ』という時代に設定した。このクルマの最大の特徴は2つある。
まずは、今のクルマにはあって当然の『フロントガラスを持たない』という事。その為、車内では有人型戦闘ロボット同様に、車載カメラからの映像を見て運転する。
この方法をとるメリットはある。
まず、前方に走るクルマや、信号、歩行者等の距離を画面に表示し、それらの行動予測、警告を計算しドライバーに促す。更に、死角にもカメラがあるのでこのクルマの死角は『ゼロ』である。
又、ガラスが無いので紫外線による皮膚ガンを完全防止出来る他、夜になれば暗視カメラが作動する等、普通のクルマだと運転が厳しくなる状況及び健康面においても安心して運転ができる。
次に、今のクルマと乗り方がフロントシートのみ異なる。
フロントシートに座る人(ドライバー)は前から乗る(4輪の空いた空間にリモコン操作でシートが車内から自動で出てくるのでそのシートに座る。座ったらリモコン操作でシートごと車内に入り込む)仕組みで、リアシートに座る人は今のクルマと同じだが、現在の福祉車両の一つ『回転シート』を採用。そして、シートの高さもクルマとしてのシートの高さではなく、普通のイスの高さに合わせることで乗り降りしやすくした。
その他、タイヤ本数が4輪から6輪に増加しているのは前輪にかかる負担を少なくする為。そして全輪インホイールモーターを採用。2040年とかなり先の時代設定なので容易と考えられる。
 これらの条件を生かしたクルマにすべく、この条件に最も合うタンデムスタイルを採用した。そこから全体の流れをつかむようなデザインや、ル・マンプロトタイプの形状デザイン等を参考に製作した。
 サイズやカラーもタンデム固有の細々さを消すため、幅は1350mm(ちなみに、軽自動車は全幅 1,480mmである)とし、カラーは重々しさを出す為、艶消し黒をスカート部分に塗装することで重さ感を表現。更にメインカラーの青を合わすことでその重さを増す。
更にホイールにもボデーカラーの青を入れて、色の統一性を試みた。
 ・車名の『Gentile』の由来 Gentile(ジェンティーレ)とは英語では『異端』という意味で、フロントガラスが無い事、タイヤが4輪ではなく6輪である等、今のクルマの常識が通用しない、異次元のクルマであることからこの名がついた。

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