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ベンチエンジン作製2 ~3年生実習~

お知らせ

昨日に引き続き,3年生ベンチ・エンジン作製実習の模様をレポートします
昨日エンジンを降ろしたので,今日はボデー側の配線や,メータ,キースイッチなどエンジンを始動させるために必要な部品を取り外す作業を行いました。
自動車に乗っていると目にはあまり見えませんが,実は自動車の室内にはたくさんの配線があります


まずはダッシュボード(インパネ)やカーペットで隠された配線を目で見える状態になるまで徹底的にインパネやシート,カーペットなどを取り外します。



①取り外されたインパネや各ドアの内張り



②取り外されたシート



配線が目で見えるようになったら,ヴィッツの配線図で何の配線がどこを通っているのか確認しながら配線の束を外していきます。



運転席側から撮った写真です。ステアリング・ホイールなど何もない状態となりましたが,なんかゴチャゴチャと配線がたくさんあります。



コネクタの数もすごく多いので,何のコネクタか?すぐ分かるようにコネクタに荷札を貼りながら作業を進めていきます。

今回の実習はベンチ・エンジンを製作する目的以外に,自動車の配線はどのように通っているのか理解するという目的もあるので,ドアの中(パワーウィンドやドアロック関係)の配線も外してもらいました。

室内の配線をすべて取り外しました! 配線を広げてみましたよっ!

イメージしにくいと思うので運転席,助手席シートを置いてみました。私たちが普段乗っている自動車には,目に見えないところでこんなに配線が使われているのです!

エンジンを降ろしたエンジン・ルーム内にもまだ多少配線が残っていたので取り外しました。 昨日より更にスッキリした感じです!

もちろん将来はプロの整備士を目指す学生ですから配線を外した後は,外したインパネやシートなどをキチンと修復していきます。
修復し終わったヴィッツはしばらく使わなくなります。ベンチ・エンジンが完成した頃にブレーキ脱着の実習でこの空っぽ?になったヴィッツを使うのでそれまで外でお休みです。。。
次回の実習からは,外した配線をヴィッツの配線図ともう一度照らし合わせ,エンジンを始動させるために必要な配線か?いらないのか?などを判断し配線の加工作業が始まります。
なかなか良い調子です3年生!
おつかれさま!
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