各学科の先生が授業や専門知識などについて
独自の目線でレポートしてくれます!
ぜひ、進路研究に役立ててください
今回は・・・
2級自動車整備学科の小亦先生から
今日はインテーク・マニホールドについて
ご紹介します
※インテーク・マニホールドとは?
空気をエンジン内部へ送り込むパイプのこと
上記写真はピストンが縦に一直線に並ぶ
一般的な直列4気筒エンジンです!
下から見るとこんな感じ
ピストンが4個なのでインテーク・マニホールドも
4本に分かれてます
ここを通ってエンジン内へ
空気が送りこまれるんですよー!
さて、このインテーク・マニホールドも
直列4気筒エンジンのものなのですが・・・
ん?なぜか空気の通路が8本?
途中には謎のバルブまで
※開閉するシャッターみたいなもの
これが開いたり
閉じたりするのですが
これは「可変吸気装置」と呼ばれるもので
エンジンの状況によってバルブが開閉します!
エンジンの体積効率(どれだけ効率よく空気を吸い込めるか)は
インテーク・マニホールドの長さや径に大きな影響を受け
一般的には
低速回転域では「長い」「細い」
高速回転域では「太い」「短い」
が有利とされています
ただ、金属は状況によって形を変えることができないため
このような装置を用いて
低速回転域はバルブを閉じることで
実質的に細いマニホールドとして
高速回転域ではバルブを開くことで
太いマニホールドとして
体積効率を高めています
※もちろんすべてのエンジンに使用されているわけではありません!
最後におまけ!
近年は軽量化のために
このような樹脂製のインテーク・マニホールドが
主流となっています
今回はちょっと難しいお話でしたが
GIAで学んでいるリアルをお届けしました~~!
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