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トランスミッションオーバーホール①

お知らせ

JUGEMテーマ:車/バイク
 
シビックのメンテナンスがひとまず完了して
次はフォーミュラーカーのメンテナンスです
車両はこちら
フォーミュラーkei (FK)です。

昨年も走行実習ではカートからステップUPしてFKで走りこみ
その後、FJ1600⇒スーパーFJ,シビックタイプRのレースに参戦して
さらにステップUPしていきました

こちらのFKもシビック同様に駆動系のメンテンスを重点に行います。
トランスミッションのオーバーホールを行うため
車両からエンジン、ミッションを降ろし、トランスミッションを分解します。

ミッションケースを開けたあとは
インプット、アウトプットシャフトを取り外します。

シャフトをケースから外した後はプレスを使用して
シャフトに取り付けられている古いギヤやハブなどを取り外します。


こちらがシンクロ部分が痛んでしまったギヤと新品のギヤの違いです。
左側中古、右側新品

上の写真では中古も新品も違いがわかりませんが
それぞれを拡大すると
中古ギヤ

新品ギヤ

よく見ると写真下部にあるギヤの駆動する部分(歯すじがナナメの部分)は
中古ギヤでも問題はないようですが・・・
写真中央部分のシンクロ機構の突起(山が三角形になっている部分)が
中古ギヤでは金属が磨耗しているために削れて光っています。
よく見ると実は削れて丸くなっており
これが原因でシフトチェンジの時に、ギヤが入りにくくなったり
シフトチェンジはしたけど、カチッと手応え無くギヤが入った感じがなかったり
ギヤ抜けが起きやすくなったりとシフトチェンジ不良につながります。
そして古いギヤを取り外したら
バリ取りをした新品のギヤ部品をシャフトに組んでいきます。

2本のシャフトにギヤを組んだあとは
ミッションケースにそのシャフトを組んでいきます
続きは
次回報告します。
専門学校 新潟国際自動車大学校
専門学校 新潟国際自動車大学校 モータースポーツ科

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